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【ブログ】育児の手紙3月号~泣いている赤ちゃんどうしたらいいの?~
今月の育児の手紙は、泣いている赤ちゃんの対応について!
声をからして泣き続ける赤ちゃんを、何とか泣き止まそうとしても、一向に泣き止まない。
このような経験で、困っているママやパパいらっしゃいませんか!?
「泣く」ことは赤ちゃんの自己表現のひとつ
まだ言葉を話せない赤ちゃんにとって、泣くことは自分を表現する数少ない手段の一つ。
お腹が空いた時やオムツが濡れた時など、全て泣いてメッセージを出しています。
そしてその日常のお世話をしてもらう中で、自分を守ってくれる人、そうでない人、安全な人、不安な人などを生きていく本能で見分けていき「基本的な信頼感」というものを自分の中に築いていきます。
泣いているのに、何もかまってもらえなければ、「こんなに泣いて訴えても、気づいてもらえない」「何もしてくれない」そう感じ始めます。
すると基本的信頼感もつちかわれにくく、「泣いても仕方ない」と思い、諦める気持ちになり、母親への信頼も揺らいでいきます。
この時期の基本的信頼感の形成は、後の人生に大きな影響を与えます。
もし、しっかりと築かれていないと、「自分は何も言っても受け入れてもらえない」という感情がベースになって人生を歩んで行く事になります。
泣き止ませる結果より、泣きやませようと関わる事が基本的信頼感を築く
何をしても泣き止まない時には、無理に「泣き止まそう」としなくても大丈夫です。
大切な事は、「泣き止ませようと関わる事」なのです。
抱っこしたり、話かけたり、あやしたりする関わりがあれば、ママやパパの愛情はしっかり伝わり、赤ちゃんの心の中には基本的信頼感も築けていけているでしょう。
NGな事は、大声で泣き続けている赤ちゃんに対し、「何を言っても聞こえないのだから、離れていても同じ。そのうち疲れて泣き止むでしょう」と赤ちゃんから離れる事です。
必ず赤ちゃんに声をかけてから、離れるようにしましょう。
ちょっとした関わりの違いですが、赤ちゃんは敏感にそれらを感じています。
いつまでも理由のない大泣きが続くわけではありません。コミュニケーションを言葉で取れるようになる頃には終わります。
ママやパパの気持ちを敏感に感じ取る赤ちゃんに取って、おおらかな対応は、赤ちゃん自身の泣き止もうとする気持ちの1つにもなります。
大泣きする赤ちゃんに関わるのは、大変なことかもしれませんが将来、しっかりとした信頼感をベースに生きる子に育てる為に、この時期精一杯関わってあげましょうね!